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忙しい明日のために良く寝なくては・・・と思いながらも寝付けず、時計を見ては焦燥感とイライラ感がつのり、眠れたのか眠れなかったのかよく分からないまま翌朝を迎え、結局朝から気分がすぐれず頭の回転も鈍い・・・そんな経験は誰にもあると思います。特に何か嫌なことが起きた日には数日に渡ってそのことに対してクヨクヨして良好な睡眠とは程遠くなってしまいます。
睡眠の質の低下は疲労の回復が不十分となり、仕事などへの意欲も低下します。

 

運動・トレーニングと睡眠の好ましい関係はよく知られています。「よく眠れた」時には本当に体調も気分も良くなるものです。以下に運動の睡眠に対する好影響のポイントを表してみます。

 

・寝つきが良くなる。
・中途覚醒がなくなる。
・総睡眠時間が伸びる。
・成長ホルモンの分泌を促進させる。
・安定して徐波睡眠が増えて、深い睡眠を得られる。
・安静的に副交感神経が優位になり、リラックスが深まる。

 

1日少なくとも30分の歩行(速歩き)でこれだけの効果を得られるのです。またリズミカルにやや速足で歩くこと自体に気分を改善し、交感神経から副交感神経へのスイッチを上手に身体が行ってくれる効果が期待できます。

 

しかしながら普段運動習慣の無い方が一回運動しただけでは快眠は得難く、継続的な運動習慣が睡眠の質を安定して向上させてくれます。

 

健全な精神と健全な肉体とは同調し、それらは私達人間にとって大変価値のあるものと思われます。ほんの少しの運動習慣を手に入れるには最初の一歩が最も難しいと思いますが、踏み出してしまえば快活な生活を送れるようになることは間違いありません。

 

 

ゴールドジム横浜馬車道 トレーナー 川本哲也
整体師
健康運動指導士
NSCA パーソナルトレーナ

先日ある知人にお会いした時に「膝」の痛みについて相談されました。過去に受傷歴があり、現在配送のお仕事をされていて生活活動強度はかなり高いようでした。

 

それでは、とその方の膝のコンディションをお調べしましょうとなり、簡単なチェックを始めたところ、脚全体のカチカチに硬い状態に驚愕いたしました。筆者はこれまでパーソナルトレーナーとして、またチームのトレーナーとして大勢の方の身体の状態を拝見しましたが、この方の硬さは群をぬいておりました。

 

膝関節を支配する筋・腱、足首も同様でした。これでは「しゃがむ」「腰を下ろす」という動作は大変困難でしょうし、膝の痛みも改善していかないでしょう、とお話ししました。この時ほど「身体の柔らかさの価値」を痛感した時はありませんでした。

 

膝のおさら(膝蓋骨といいます)の上端・下端の腱、大腿部の前面の筋肉、背面の筋肉、足首、足の裏、足の指をていねいにほぐし、ストレッチングの行い方をお伝えしました。

 

私たちが認識すべき大切な点は・・・労働で、トレーニングで、筋肉が酷使され、そしてその期間が長ければ長いほど筋・腱は硬くなりその周囲の筋膜と癒着し、「疲れがたまった」ように感じていきます。動きは重くなり節々が痛んできます。手入れをする必要があります。ストレッチングやマッサ―ジがその代表的な手法の例です。最近ではストレッチポールやグリッドローラーなど、そのためのアイテムも登場してきておりますが、やはりストレッチングが基本です。筋緊張の閾値を下げ、血流を改善する代表的なストレッチングの例をあげておきます。

 

大腿部前面・筋肉が伸びた状態にして力をぬきます。30~45秒ほど静止します。つっぱらかった感じや硬い感じが緩和されたという感じが得られれば成功です。

 

ヒラメ筋のストレッチのパターン足首が柔らかくなると、しゃがんだ時、膝や腰に負担がかからなくなります。

 

 

ゴールドジム横浜馬車道 トレーナー 川本哲也
整体師
健康運動指導士
NSCA パーソナルトレーナ

四十肩・五十肩と呼ばれる腕が上がらなくなったり、シャツの袖が通しずらくなったりする症状は適切なストレッチングでかなり予防・改善することができます。

 

今回は肩甲骨(の周囲の筋肉)に焦点を当て、肩の症状改善、コンディションアップにつなげていきたいと思います。

 

右側の三角形の平べったい骨が肩甲骨で肋骨の面上をかなり自由に可動できます。ところが・・・
周囲の筋肉が固いとこの可動性が低下し、腕を動かすときに肩関節のみに負担がかかり肩を痛めるのです。本来はこの肩甲骨が肩関節の可動についてくるように連動することで負担の一か所集中を緩和できるのです。スポーツの場面では肩甲骨が大きく動けることによって肩を痛めにくく、また腕が長く使えるようになるためパフォーマンス上、とても有利となります。

 

それでは肩甲骨(の周囲の筋肉)の柔軟性・可動性を習得するためのストレッチングを紹介いたします。

 

四つん這いで肘を伸ばし切った状態から床を手でどんどん押していき、胴体を天井の方へ持ち上げていきます。固い方は動けずに肘の曲げ伸ばしで代償してしまいますが、肘を止めてトライしてみてください。

 

 

もうひとつは「肘の上抜き」というストレッチで肘を上方へ引き上げ、肩を前に押し出すようにします。それぞれ10回~20回×2~3セットこなし、肩甲骨が動くようになるのを感じ取ってみましょう。

 

 

ゴールドジム横浜馬車道 トレーナー 川本哲也
整体師
健康運動指導士
NSCA パーソナルトレーナ

四十肩・五十肩と呼ばれる腕が上がらなくなったり、シャツの袖が通しずらくなったりする症状は、適切なストレッチングでかなり予防・改善することができます。

 

原因として「肩関節のインナーマッスル」と「肩甲骨の筋肉」の両者の柔軟性の低下が考えられます。今回は「その一」として肩関節のインナーマッスルをとりあげます。

 

肩関節のインナーマッスルは上腕を「ひねる・ねじる(内旋・外旋といいます)」といった動きや肩関節を安定させるために使われる細い筋肉です。付着位置が三角筋という肩の表面にある大きな筋肉の内側にあるためインナーマッスル(深層筋)と呼ばれます。これが固くなりやすいのです。そしてこれが固くなりますと腕が背中に回らなくなったり、Tシャツを上にたくし上げるような脱ぎ方ができなくなっていきます。特に外旋筋が固くなりやすく、今回はインナーマッスル外旋筋のストレッチングを紹介いたします。

 

ここでのストレッチングは以下のように行います。図のような形になって、力を抜いて、30~40秒静止します。そうしますと固く突っ張っていたところが(ここでは肩の背面です)ゆるんでくるような反応が得られます。
手の甲をウェストにひっかけて肘を身体の前方に回していきます。柔らかい人は肘が身体の斜め前方ぐらいまできますが、固くなっている方は肘が真横から少し前方に入ることを目標にします。

 

 

同じく外旋筋のストレッチです。横に寝て行うポピュラーで取り組みやすいパターンです。

次回は「肩甲骨編」をお伝えします!

 

ゴールドジム横浜馬車道 トレーナー 川本哲也
整体師
健康運動指導士
NSCA パーソナルトレーナ

骨量の低下・骨密度の低下によって、ちょっとしたことで骨が折れてしまう・・・考えただけでも恐ろしいですね。加齢や若い人でも栄養不足によって骨は脆くなってしまうようです。

 

因みに「骨粗鬆症」とは・・・「骨量が減少し、骨の脆弱性が増し、骨折しやすくなった病態」と定義されます。

 

今回は骨の丈夫さとウェイトトレーニングの関係について、お話ししていきます。
「ウェイトトレーニング(負荷をかけた筋力トレーニング)」は筋肉の強化に直接的な効果がありますが、骨の丈夫さにも直接的な関係があるようです。

 

閉経後の女性を対象にした実験で、週2回のウェイトトレーニングを実施したグループと何も運動をしなかったグループではトレーニング実施のグループは太ももの骨の骨密度は増加を見せ、何もしなかったグループは減少していた、ということです。

 

スポーツをしている人でも水泳をしている人と、バスケットやバレーボールをしている人の骨量を比較しますと、バスケット・バレーをしている人の方が高いようです。(水泳も何も運動していない人よりは、はるかに骨密度は高いようです)おそらくジャンプの着地時に体重以上の負荷が骨に重力方向にかかり、この刺激の有無が差となって現われているのだと推測されます。

 

人間の身体の適応能力には目を見張るものがあります。骨も立った状態でさらに地面の方に負荷のかかるという刺激が骨量の増加を適応させている、と考えられます。
ウェイトトレーニングのバーベルや、ダンベルを肩や頭上にかつぐような種目はその最たるもので、骨粗鬆症による骨折に多いとされる脊柱や、大腿骨頸部に負荷をかけます。

 

また、筋力そのものの強さと骨量とは相関関係がある、との視点もありますので、ウェイトトレーニングは筋肉も「骨」も鍛えられる、ということになります。

 

栄養面ではカルシウムとビタミンD(乳製品、魚肉、キノコ類)が大切になります。

 

しっかりと立ち、力強く歩き、周囲との関わりを持ち続けることで人間の尊厳は保たれます。ウェイトトレーニングを生活の一部に取り入れられることを、おススメします!

 

 

ゴールドジム横浜馬車道 トレーナー 川本哲也
整体師
健康運動指導士
NSCA パーソナルトレーナ

誰もが知っているお尻の筋肉。名称は「大殿筋」といいます。男性・女性を問わず、キュッと引き締まったヒップは憧れの的ですね。自分自身の身体を観るときも、異性の身体を観るときも気になる部位のひとつであることは間違いありません。

 

太ってしまって「しまりのないお尻」となってしまったり、歳をとりやせてしまって「ゲソッとしたお尻」になってしまったり・・・身体の他の部位に比べヒップこそ筋肉の出来栄えが見た目の美しさを決めるようです。

 

さて、この大殿筋ですがヒトの身体の機能上、大変大きな役割を担っています。哺乳類の中でヒトだけが二本足で立ち、二足歩行を行います。ヒトに最も近いと思われるゴリラのような動物も拳を握ったような形で、両腕をつえのように使って歩きますので二足歩行ではありません。それ故ヒトとゴリラとでは大殿筋がヒトの方がよく発達しているのです!(ゴリラのお尻は意外と貧弱。その他の部位の筋肉は人間をはるかに凌駕しています)

 

ヒトは立ってじっとしている時も、しゃがんだ時も、そして歩いたり走ったりする時も股関節を支え、また動かすのに大殿筋が非常に大きな役割を果たしています。

 

~いつも不思議に思うことなのですが、人間の審美眼(どのようなものを見て美しいと感じるか)と、機能の高いものの形状が一致するように思われるのです。機能美という言葉もありますが、機能の高い物体の姿かたちは美しいと感じるようになっているのでしょうか・・・?(中には筋肉のまるで無いゲッソリしたお尻が美しいと感じる人もいるかもしれませんが)~

 

鍛えられていれば見た目に格好良く、その歩き方は後ろ足が力強く伸びる若々しい歩き方になっている、大殿筋はそのような筋肉であります。以下は大殿筋の代表的なトレーニング種目です。

 

バックキックの図

 

ランジの図

 

 

ゴールドジム横浜馬車道 トレーナー 川本哲也
整体師
健康運動指導士
NSCA パーソナルトレーナ

 

トレーニングの専門家や実践者、アスリート達は「体幹」「股関節」の重要性をよく理解し、トレーニングに励みます。「体幹」とは平たく言えば胴回りのこと、「股関節」は大腿部の付け根、ポケットの袋の内側あたりの部分にあります。両者は身体の機能性や腰痛・膝痛発生のリスクを考えますと、本当に大切です。それは間違いないのですが、今回はそのひとつ前にさらに大切なことがありまして、それについてお伝えいたします。それは「足の裏」であります。

 

足の裏で地面を捉える、握ることによって人間がポンと何気なく立った時に「足場」ができるのです。「足の裏で地面を捉える」という感覚を持っている人は、靴下と靴を履いて生活する現代の私たちの中にはそういないと思われます。そしてこの足場が人によって随分と良好・不良がございまして・・・・

 

足場不良の代表格は偏平足です。偏平足は土踏まずがなくなっていて、内くるぶしや踵が内側へ内側へと落ちてきます。そうしますと膝も内側へ倒れ(X脚)、また外反母趾も起きやすくなります。

 

土踏まずを「縦アーチ」と表現しますと「横アーチ」というのも元来ございまして、足の親指から小指側にかけての甲の部分が天井側に盛り上がるようなカーブがあると良いのですが、多くの人はこれが消失しており、ひどい場合には逆反りになっていたりします。他にも足の人差指と中指が重なってしまっていたり、足の小指を意図的には動かせなくなっていたりします。このような状況では良好な足場=土台を失い、そのはるか上の方にある股関節や体幹部がいくら鍛えられていても立った時に足場が不良であれば、その機能はあまり活かされないでしょう。水泳や座ってボートをこぐ時にはその限りではないかもしれませんが「立つ」「歩く」「しゃがむ」が重力界で生きる私達人間の生理であります。

 

ランナーにとって、ダンサーにとって、この足場=土台がいかにパフォーマンスの出来不出来のカギを握っているかがうかがいしれます。ウェイトトレーニングを既に実践されている方にはこの足場を改善することによってスクワット、デッドリフト、クリーンの挙上能力が増すことが大いに期待できます。

 

以下に「足場」を作るための足の裏のエクササイズを紹介いたします。

 

①「タオルギャザー」・・・タオルを床に敷きそのはじっこを裸足の状態で踵で踏みます。足の指でタオルをつかみたぐりよせます。この時内側二本の指で握る「内握り」と外側三本の指で握る「外握り」の両方を行います。
②「スタビリティスクワット」・・・

 

足の裏に敷いてあるのは「バランスディスク」という柔らかく、安定性の悪いものです。安定性の悪いものの上に立つことにより「足場」が鍛錬されていきます。ご家庭ではクッションなどで代用できるかもしれません。足場を安定させながらしゃがんだり立ち上がったりを繰り返します。

 

 

ゴールドジム横浜馬車道 トレーナー 川本哲也
整体師
健康運動指導士
NSCA パーソナルトレーナ

「筋力」は、疑いようがなく私たちに必要な体力要素です。そしてこの筋力を向上させ、快活で安心して暮らせる日常(立ち上がる・階段の上り下り・荷物を運ぶなど)を、あるいは登山や好きなスポーツなどを思い切って楽しむために「ウェイトトレーニング」をお勧めします!

 

筋肉には「適応」という性質があり、少しずつ負荷を増やしてトレーニングを継続していけば、どなたでも必ず負荷に適応し筋力が向上していきます。これをプラスの適応としますと、なるべく歩かない、なるべく立たない、できるだけ動きたくない、という状態になりますとマイナスの適応として筋力は低下し(おそらくは脂肪が増えていきます・・・)、自分の体重を支えて余りあるほどあった大腿部やお尻の筋肉、背骨を支える背筋・腹筋も弱くなってしまいます。

 

機材は無くとも「自体重トレーニング」といいまして、下半身の筋肉や腹筋・背筋などはトレーニングできます。しかし、大切な大腿部の裏側や脛の筋肉などはトレーニングが実施しずらく、また自体重以上には負荷を増していくことができないことを考えますと、ジムでのトレーニングが有効です。

 

ジムに通ってトレーニングすることは、もはや特別なことではありません。筆者が少年のころは確かに特殊な一部の人たちが行うものだという感覚はありましたが、現在では本当に多くのフィットネスクラブやトレーニングジムがあり、身近なものとして認識されました。
以前、米国を訪れました時にふと聞いた会話にこのようなものがありました。「ウチのおばあちゃんは○○ジムにいってるんだけど君はどこのジム?」「ああ、そこならウチの妹がいってるとこだ。僕は違うジムだけどね」・・・

 

米国ではさらにさらに「ジム」が身近なもののようです。

 

ゴールドジムのしきいも決して高くありません。どのような方でも現在のご自身に合った量、重さ、頻度をトレーナーと一緒に設定し、少しずつ漸進させていきます。

 

ウェイトトレーニングをした時に感じられる、「活力」、若々しさ、日常頭から離れないクヨクヨしていたものが吹き飛んでしまうような爽快感、そして少しずつカッコよくなっていく容姿・・・そういったものも精神を伴う人間という存在にとっては、大変価値のあるものだと思われます。かつてある音楽家が「音楽というものは人類にとって宝石のような存在です」と言っていました。トレーニングもまたそうであると、私は胸を張って皆様にお伝えすることができます。

 

 

ゴールドジム横浜馬車道 トレーナー 川本哲也
整体師
健康運動指導士
NSCA パーソナルトレーナ

膝関節は不調に陥りやすい部分です。膝関節の特徴のひとつに「横からの力」と「ねじれ」に弱いというのがあります。さらにこの「ねじれた状態」で体重がかかると膝は傷んでしまいます。・・・
靭帯や半月板といった関節の構造物がそれらが持っている強度(頑丈さ)を超えた力がかかるとケガということになります。ケガまでいかなくとも小さなストレスの積み重ねで慢性痛ということにもなりえます。

 

膝の不調の原因の代表的なものに、「ニーイン」というアライメント不良があります。ニーとは膝のこと。膝が内側に入っている、ということです。アライメントというのはX脚やO脚という言葉で表される、股関節から膝・足首までの骨・関節が形成するラインのことです。当然くせのない真っすぐが良いわけです。じっと立っている状態で表れるアライメントを「静的アライメント」、歩行時やしゃがみ込む動作などで表れるものを「動的アライメント」といいます。立っている時きれいな真っすぐでも、動き出したらくせがある・・・このような場合でも膝を痛める原因となります。

 

右膝ニーインの図

 

「膝のニーイン」は足の裏の土踏まずがつぶれてきたことが原因であったり、股関節の中殿筋という筋肉の機能低下が原因であったり、となかなかひとすじなわではいきません。しかしこれらは必ず改善できます。トレーニングジムには筋肉を鍛えるマシンの他にも、細かな部分を補正したり調整したりするための器具・機材が豊富にあります。(※治療器具ではありません)
解決・改善するための方法は・・・①膝の関節を守るためにこそある大腿部の筋肉にトレーニング及びストレッチングを施し、「強くて柔らかい」良いコンディションを作ることです。

そして・・・②アライメントを補正する動きのトレーニングをすることです。①も②もトレーナーの指導のもと実践するのが一番ですが、ポイントはしゃがむ動作をする時、膝っこぞう(膝蓋骨といいます)を足の中指から薬指の方向に合わせておく、そして踵を地面につけて踵にも体重をかけ、あまりスネを前傾させないということです。このニ点を達成した「スクワット」という種目が以下の図です。

 

しゃがんで立ち上がって・・・8~10回も反復すると良いトレーニングとなります。

・・・生活の中に「トレーニング」というものを組み込み、生涯にわたり自らの身体を自らがコントロールし、コンディション(状況)を作り上げる。その中でも「膝のコンディショニング」は数ある大きなテーマの中のひとつと言えるでしょう。

 

ゴールドジム横浜馬車道 トレーナー 川本哲也
整体師
健康運動指導士
NSCA パーソナルトレーナ

象徴的な言葉として定着してしまった感のある”メタボ”。今回はこのメタボの概念をきっちり整理してみたいと思います。

 

社会人として暮らしている間になんとなく太ってしまった状態・・・
このように多くの人は思っているようです・・・。

 

まずこのメタボリックシンドロームの定義ですが、それは「内臓脂肪型肥満」!!であります。
それ故まずはウエストの周囲径を測ることで「メタボ」かどうかを判定します。
日本では男性85㎝以上、女性90㎝以上ですと該当します。これに加え、脂質異常、高血圧、高血糖のいずれか二つを合わせ持った状態ですと「メタボ」と診断されます。
そしてこの内臓脂肪が増加していきますと、動脈硬化、虚血性心疾患を引き起こしやすいとされています。

 

では改善法はといいますと・・・1に運動2に食事と厚生労働省の予防・改善の指針にも謳われております。(因みに3に禁煙最後にクスリとなっています)
そして運動の種類は「有酸素運動」が効果的とされています。
※有酸素運動・・・1分以上の継続時間を必要とし、運動エネルギーの供給経路に酸素が介入するもの。酸素が介入しない数十秒以内の激しい運動を無酸素運動という。一般的に連想しやすいのは20分~30分ぐらいの速歩やジョギングなど、持久的なイメージ。

 

 


ゴールドジム横浜馬車道の有酸素運動のできるマシンの一部とジムの風景の図

 

具体的な取り組み方についてですが、最初は継続時間は決して長くなくともよいのです。「20分以上でなければ効果がない」などと思わないでください。5分でも10分でもよいのです。ご自分の意志で身体を動かし始めることが大事なのです。運動強度も楽なものでよいのです。歩いたり、ジムで言えばエアロバイク(固定式自転車)をこいだり。
一週間に一日だけから始めて、徐々に身体が慣れていき週に2~3日できるようになります。

 

少しずつ少しずつ量を多くしていって・・・そしてついにはメタボを解消し、美しいウエストと健康を手に入れることができます!
有酸素運動の効果は内臓脂肪減少の他にも・・・心臓が鍛えられて強くなります、血圧が下がります、全身の血の巡りが良くなって体調がよくなります、成長ホルモンが出て若々しくなります、まだまだあります・・・

 

「運動の効果」は本当にすごいのです。生涯にわたり運動・トレーニングと共にあられることをおススメいたします。

 

ゴールドジム横浜馬車道 トレーナー 川本哲也
整体師
健康運動指導士
NSCA パーソナルトレーナ

私たちの生きるこの現代社会は「飽食の時代」と呼ばれ、気が済むまで好きなものを食べることができる豊かな時代です。私たちは特に甘いもの・炭水化物が大好きです。(そうでない方もいらっしゃるかもしれませんが)

 

人間の身体は「糖」と「脂肪」をエネルギーにして心臓を動かし、脳を機能させ、筋肉を操り様々な動作をすることができます。ですので車にとってのガソリンにあたる、人間にとってのエネルギーである「糖」と「脂肪」を食べることは本質的には正しいのです。

 

・・・しかし人間の欲は果てしなく、どうも食べ過ぎてしまうようです・・・

 

必要量以上摂った糖(炭水化物)は体脂肪として蓄積されていきます。また「糖余り」の状態がずっと続いていきますと、肥満・高血糖そしてⅡ型糖尿病へと進行していく可能性が出てきます。Ⅱ型糖尿病になってしまいますと、高脂血症、高血圧、そして冠動脈硬化症・・・これは大変なことになってしまいます。
ここで必要かつ大切なのは、①「適切な摂取量」(proper)という概念です。その人が生活でどのぐらいの消費量があり、それに見合う食べるべき量がどのくらいなのか、を知ることです。

 

もう一つは②運動(トレーニング)による「糖の代謝」です。筋肉こそ糖の代謝を行うメインエンジンです。そしてウェイトトレーニングでは、重量、回数、セット数、インターバルの長さを調節・設定することにより「糖の代謝」(生理学では解糖系と言います)に焦点を合わせたプログラムを組むこともできます。
もっとも人間の身体のエネルギー代謝は糖・脂肪の混合エネルギーですので、20分歩くだけでも糖の代謝は起きますが、その代謝量は比べるまでもありません。

 

もうひとつ筋肉に大きな期待を寄せることができます。それは筋量の増加により「インスリン感受性」を増大させうるという点です。
※「インスリン感受性」・・・膵臓から出るホルモン、インスリン。このインスリンの機能により筋肉と肝臓に糖が上手く取り込まれます。このインスリンの機能低下がⅡ型糖尿病の問題となるのです。

 

①「適切な摂取量」とは節制であり、セルフコントロールです。人間の数ある「欲」の中で食のコントロールは大変なことですね。しかし取り組めば得られるものとして、健康、容姿の改善、自分が病気になり愛する家族に負担や迷惑をかけないこと、等があげられます。
②「運動(トレーニング)による糖の代謝」
ウェイトトレーニングでの取り組み方は、胸、背中、大腿部といった大筋群を主な対象に、15回~20回を3~4セット、インターバルを1~2分として行います。

 

※ゴールドジム横浜馬車道の入会サポートシステムでは3回目のご来館時「栄養カウンセリング」を行い、5回目来館時に個別トレーニングプログラムを作成させていただいております。

 

ゴールドジム横浜馬車道 トレーナー 川本哲也
整体師
健康運動指導士
NSCA パーソナルトレーナ

第一回  「Q・O・L」って何だ?

「Q・O・L」とは Quality Of Lifeのことで「生活(あるいは生命・人生)の質」ということになります。何をもって質が高いとするのかは個人の価値基準によって異なると思われますが、ここでは健康と尊厳といった視点に立って話をさせていただきたいと思います。

 

「老化」は生物の宿命でしょうか?年齢を重ねていくと身体が硬くなり、姿勢が悪くなり、動きが遅くなり、体力が低下していく・・・これらは抗えない現実のように思えますが、老化は決して
時間の経過=衰えではありません。大人になり年齢を重ね、若いころと違い活動的でなくなり、速い動作をする機会が減り、柔軟体操なども縁遠くなる・・・。そうです、その様な運動の機会を失い、その状況に適応していった結果「衰えた」のであり、年齢が増していったから衰えたのではないのです。

 

ではそのような運動習慣を継続してきた方たちはどうかといいますと、日々の生活を円滑に生きるのに必要な体力はほとんど失っていないのです。運動の効果は大変大きく、ゴールドジム横浜馬車道の会員様の方々のジムでのご様子や体力測定の結果を拝見させていただきますと、そのことをはっきり認識いたします。

 

いつまでも自分の二本の足で立ち、胸を張りさっそうと歩き、活動的でいられる・・・そのような良好な Q・O・Lを手に入れるための運動習慣のある生活を始めるのに、「遅すぎる」ということはありません。

 

私たち人間が永く生きる上で、大変価値のある「運動」・「トレーニング」の良好な場とプログラムを皆様に提供させていただくことが私共の使命であります。

 

ゴールドジム横浜馬車道 トレーナー 川本哲也
整体師
健康運動指導士
NSCA パーソナルトレーナ