第五回 ~ 誰にでも取り組める「ウェイトトレーニング」~
2025年11月11日「筋力」は、疑いようがなく私たちに必要な体力要素です。そしてこの筋力を向上させ、快活で安心して暮らせる日常(立ち上がる・階段の上り下り・荷物を運ぶなど)を、あるいは登山や好きなスポーツなどを思い切って楽しむために「ウェイトトレーニング」をお勧めします!
筋肉には「適応」という性質があり、少しずつ負荷を増やしてトレーニングを継続していけば、どなたでも必ず負荷に適応し筋力が向上していきます。これをプラスの適応としますと、なるべく歩かない、なるべく立たない、できるだけ動きたくない、という状態になりますとマイナスの適応として筋力は低下し(おそらくは脂肪が増えていきます・・・)、自分の体重を支えて余りあるほどあった大腿部やお尻の筋肉、背骨を支える背筋・腹筋も弱くなってしまいます。
機材は無くとも「自体重トレーニング」といいまして、下半身の筋肉や腹筋・背筋などはトレーニングできます。しかし、大切な大腿部の裏側や脛の筋肉などはトレーニングが実施しずらく、また自体重以上には負荷を増していくことができないことを考えますと、ジムでのトレーニングが有効です。
ジムに通ってトレーニングすることは、もはや特別なことではありません。筆者が少年のころは確かに特殊な一部の人たちが行うものだという感覚はありましたが、現在では本当に多くのフィットネスクラブやトレーニングジムがあり、身近なものとして認識されました。
以前、米国を訪れました時にふと聞いた会話にこのようなものがありました。「ウチのおばあちゃんは○○ジムにいってるんだけど君はどこのジム?」「ああ、そこならウチの妹がいってるとこだ。僕は違うジムだけどね」・・・
米国ではさらにさらに「ジム」が身近なもののようです。
ゴールドジムのしきいも決して高くありません。どのような方でも現在のご自身に合った量、重さ、頻度をトレーナーと一緒に設定し、少しずつ漸進させていきます。
ウェイトトレーニングをした時に感じられる、「活力」、若々しさ、日常頭から離れないクヨクヨしていたものが吹き飛んでしまうような爽快感、そして少しずつカッコよくなっていく容姿・・・そういったものも精神を伴う人間という存在にとっては、大変価値のあるものだと思われます。かつてある音楽家が「音楽というものは人類にとって宝石のような存在です」と言っていました。トレーニングもまたそうであると、私は胸を張って皆様にお伝えすることができます。
ゴールドジム横浜馬車道 トレーナー 川本哲也
整体師
健康運動指導士
NSCA パーソナルトレーナ

